防水機能





よく知っておきたい、自分の時計の防水レベル


時計に水分が入ってしまうと、部品が錆びてしまったりして、時計の機能や精度に致命的な影響を与えてしまいかねません。


ですから、ご自分の時計がどのくらいの防水性を持っているか(どれくらい水に耐えることができるのか)を知っておく必要があります。 防水性を超える水圧が時計にかかってしまうと、非常に危険だからです。


まずは時計の裏蓋を確認してください。たいていの時計の裏蓋には、その時計の防水性能が「BAR(S)」(気圧)、「M」(メートル)、「FT」(フィート)といった単位で表記されています。(限定モデルなど、裏蓋の装飾デザインにより防水性能の表記がないものも一部あります)。


お持ちの時計の防水性能がわかれば、下記の防水強度表で「実際の使用例」を参照してください。

[防水強度表]
防水の表記 実際の使用例
日常生活防水 3BAR(S)
30M
100FT
日常生活での汗、洗顔時の水滴、にわか雨などの飛沫に耐えられるレベル。
時計を水につけないでください
日常生活強化防水 5 BAR(S)
50M
165FT
水仕事に耐えられるレベル。
水圧の激しい水道水やシャワーが直接時計に当たらないようにすること。
時計をなるべく水につけないでください
10BAR(S)
100M
330FT
水が掛かっても、あるいは水に多少つかっても大丈夫なレベル
20 BAR(S)
200M
660FT
水泳ができるレベル
潜水時計 30 BAR(S)
300M
1000FT
ダイビングができるレベル

水圧は、水の流れや勢いによって変化します。水道の水でも、時には3気圧をはるかに超える水圧がかかることがあります。生活防水程度では水を防ぎきれないので、手を洗う際は、時計を外すか水に濡れないようにしてください。


またプールでも、泳ぐときの腕の振りによっては10気圧を超えることもあります。できるだけ無理のないように時計をお使い下さい。




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